阪神「8回の男」湯浅が帰還、17試合連続無失点 嶋大輔「男の勲章」選曲のワケは

[ 2022年6月17日 22:25 ]

セ・リーグ   阪神7―5DeNA ( 2022年6月17日    甲子園 )

<神・D>8回、4番手で登板した湯浅 (撮影・後藤 大輝)
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 阪神・湯浅が甲子園のマウンドに帰還した。積極的休養の意味合いから6日に登録を抹消されたが、リーグ戦再開のこの日に満を持して再昇格し、2点リードの8回に登板。安打と四球で2死一、二塁のピンチを背負ったが、最後は森を151キロ直球で3球三振に仕留めた。アウト全てを三振で奪った右腕は、これで17試合連続無失点とした。

 「ブルペンから緊張していましたけど、マウンドではいつも通り攻めの投球を心掛けてマウンドに上がりました。真っすぐは自信ありますし、フォークも良い感じで投げられていたのでよかった」

 この日開催の“虎フェス”限定の登場曲に選んだ嶋大輔「男の勲章」には、聖光学院時代から深い思い入れがあった。「夏の大会限定の8回からの勝負所でしか歌わない、“魔曲”と言われているのが『男の勲章』なので」。腰の成長痛からマネジャー転身も経験し、選手としてメンバー入りを目指した3年夏の甲子園もベンチ外。当時の思いを今も大切にしている右腕は、「ザキさん(岩崎)がいない中で、もっともっとチームの力になれるように。明日からもしっかりゼロで抑えられたら」と力を込めた。

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2022年6月17日のニュース