阪神 大逆転勝ちで今季初の最下位脱出! 8回佐藤輝が由伸から適時打 延長11回に勝ち越し

[ 2022年6月11日 22:18 ]

交流戦   阪神3-2オリックス ( 2022年6月11日    京セラD )

<オ・神>11回、生還した熊谷(中央)を迎える佐藤輝(右)と伊藤将(撮影・平嶋 理子)
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 阪神は11日、オリックスとの関西ダービー第2ラウンドで逆転勝ちを収めて連勝。64試合目で今季初めてセ・リーグ最下位からの脱出に成功した。

 山本の前に7回まで沈黙していたが、8回にとらえた。2死から近本が遊撃内野安打で出塁すると、それまで3打席無安打だった4番の佐藤輝が右翼への適時三塁打。1点を返し、さらに大山の打席で、山本のフォークが捕逸となり、三塁走者の佐藤輝が生還して同点に追いついた。

 さらに同点で迎えた延長11回、1死一塁。佐藤輝の代走で出場した一塁走者・熊谷が二盗を敢行し、捕手の伏見が悪送球。送球が外野まで転々とする間に、熊谷が一気に本塁まで生還して、ついに勝ち越し。延長11回は守護神の岩崎がピンチを招きながらも何とか無失点で締めて白星を守った。

 投手陣も奮闘した。先発・伊藤将は5回1/3を2失点。その後は加治屋、渡辺、石井が無失点リレーを演じ8回はアルカンタラが登板。9回2死まで回をまたぎ、2死二塁からバトンを受け取った岩貞も役割を果たした。

 これで、17年以来5年ぶり(20年は交流戦未開催)のオリックス戦勝ち越し。勢いが付きそうな一戦となった。

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