ロッテ・朗希 8回3安打1失点で同点のまま降板 6勝目お預け 牧に被弾で先制許す

[ 2022年6月11日 17:00 ]

交流戦   ロッテーDeNA ( 2022年6月11日    ZOZOマリン )

<ロ・D>ロッテ先発の佐々木朗希(撮影・長久保 豊)
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 ロッテ・佐々木朗希投手(20)が11日のDeNA戦(ZOZOマリン)に先発。8回を投げ3安打1失点と好投も、1-1と同点のまま降板した。球数は64球で奪三振は5にとどまった。

 DeNAとは公式戦初対決。初回を3者凡退で立ち上がった佐々木朗だったが、2回先頭の4番・牧に3球目のカーブを捉えられる。右翼席に飛び込むソロ本塁打を浴びて先制を許した。

 しかしその後は直球を軸に危なげないピッチング。DeNA打線を封じて得点を許さない。抜けるような球も多く、本調子とはほど遠いようにも見えたが、先発の役割は果たしてマウンドを降りた。

 3日の巨人戦は5回自己ワースト5失点で初黒星。これまで交流戦は毎週金曜日となる中6日の登板だったが、今季10試合登板の蓄積疲労から回復を図り中7日で、万全の状態でマウンドに上がった。

 公式戦でDeNAとの対戦は初めてだが、昨年3月23日の練習試合で対戦。プロ2年目で初めて先発し、2回2安打2四球で2失点だった。最速154キロをマークしたが、2回に走者を背負ってから制球を乱し、押し出し四球と捕逸で失点した。クイックモーションでの投球、スタミナ面など課題が浮き彫りになった登板だったが、わずか1年で球界を代表する怪物へと成長した。

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