中日 今季初の延長戦黒星で4連敗 立浪監督「打つ方がもうちょっと…」 大野雄の熱投実らず

[ 2022年6月10日 22:37 ]

交流戦   中日1-2日本ハム ( 2022年6月10日    札幌D )

<日・中>力投する先発の大野雄(撮影・高橋茂夫)
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 中日は延長11回に二塁・阿部の失策からピンチを招き、最後は2死二塁からロドリゲスが谷内に中越えのサヨナラ打を浴びた。今季5度目の延長戦で初黒星となり4連敗。立浪監督は「流れが悪い。最後は外野が前進していたので、あそこまで打たれるとしょうがない。ミスが出たら負けてしまう。そういう流れになってしまう」と渋い表情だった。

 好投のエースを打線が援護できなかった。先発の大野雄は日本ハム上沢と手に汗握る投手戦を展開し、9回で今季最多の134球を投げ5安打1失点と奮闘し、打線の援護を待ったが、得点は7回の木下の適時三塁打による1点のみ。

 大野雄は9回を投げきったことについて「体が元気だったのでいっただけです…」とコメント。指揮官は「大野雄は本当に9回までよく粘ってくれた。打つ方がもうちょっと頑張ってあげないと」と打線を敗因に挙げた。

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