巨人・丸 吉川大幾スコアラーと感謝のタッチ「貴重な情報を聞きながら、そこを信じていくだけです」

[ 2022年6月10日 21:52 ]

交流戦   巨人4―1楽天 ( 2022年6月10日    楽天生命パーク )

<楽・巨>4回、ソロを放った丸はベンチのナインに迎えられる(撮影・河野 光希)
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 巨人の丸佳浩外野手(33)が楽天戦(楽天生命パーク)で2回の適時打に続き、4回には4試合ぶりとなる13号ソロ。2打席連続で貴重な追加点を叩き出し、チームの2連勝に貢献した。

 「1番・中堅」で先発出場。3―1で迎えた4回だった。2死走者なしで入った第3打席。相手先発左腕・藤井が投げた初球、真ん中に入った139キロ直球を叩くと、打球はバックスクリーン右へ飛び込んだ。丸の本塁打は5日のロッテ戦(東京D)で先発左腕・本前から放った初回先頭打者アーチの12号ソロ以来4試合ぶり。2回の第2打席では増田陸の二塁打で勝ち越した後で左前適時打を放っており、2打席連続の打点となった。

 試合後、丸との一問一答は以下の通り。

 ――2回、もう1点ほしいところで貴重なタイムリー

 「当然もう1点ほしいというのは僕も感じていましたし、打席の内容的には追い込まれていたので、しっかり最後、変化球もケアしながらうまく食らいつけたなという感じですかね」

 ――3回が嫌な形でチャンスがつぶれ、4回は簡単に2死後から本塁打

 「2アウトだったので、思い切っていける流れだったので、思い切り、しっかり強く振れる球を待った結果、本当に強くしっかりと振りながらとらえることができたな、と。まさかホームランになるとは思わなかった」

 ――次の右翼フライも含め打席の内容は意味のあるものが多くなってきた

 「そうですね。しっかりとね、自分の感覚もそうですけど、なかなか普段対戦しないピッチャーと対戦するので、スコアラーと、スコアラーの貴重な情報を聞きながら、そこを信じていくだけです」

 ――今季13号。打率も含め去年波があったことを考えるとコンスタントに

 「そうですね、そこは自分でも非常に感じています。練習の時から割と波がないような気はしますけど、しっかりと狙い球だったりアプローチというのも今のところ“は”、よくできているかなと思います」

 ――ホームランの後、吉川大幾スコアラーとタッチしていたが、彼からアドバイス、作戦がはまった

 「まあ、そうですね。詳しくは言えないですけど、はい」

 ――戸郷が初完投勝利にチャレンジしている中でバックの思いというのは

 「普段、終盤ヘロヘロになっちゃうんで、いつも。どんどんいけよと、どんどんいったれというふうには試合中、話はしていましたけど、本当にこれで彼も一つ、自信をつけたと思うし、良かったですね」

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