大阪桐蔭時代甲子園春夏連覇の日本ハム・柿木 4年目で初の1軍昇格 新庄監督「真っすぐがおもしろい」

[ 2022年6月10日 17:12 ]

<日・中>試合前練習中に一軍昇格した柿木と話す新庄監督(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムの柿木蓮投手が10日、プロ4年目で初の1軍昇格を果たした。

 柿木は大阪桐蔭時代に4度甲子園に出場し、3年春夏は甲子園連覇に貢献。18年ドラフト5位で日本ハム入団した。ドラフト同期は1位・吉田(金足農)、2位・野村(花咲徳栄)、3位・生田目(日本通運)、4位・万波(横浜)、6位・田宮(成田)、7位・福田(星槎道都大)で、柿木がここまで唯一1軍昇格がなかった。

 新庄監督は柿木の8日の2軍・DeNA戦の登板を見て1軍昇格を決めたと説明。2回を投げ、1安打(1本塁打)1失点、3奪三振だったが「ホームランを打たれる前の柿木くんの真っすぐの球がちょっとおもしろいなと思った。2人のバッター(と対戦した場面)を見て、上げようと。あとはここ(1軍)に上がって、それ以上のものが出るか出ないかは性格の問題だから。力むとは思いますけど、ここで試さないと分からない。あとはいつも言ってる、ランナーがいない時にどうやってタイミングを狂わせて投げていくか。幅が広がっていく投球を楽しみにしたい」と期待していた。

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2022年6月10日のニュース