オリ・増井「失点の仕方がよくなかった」 5回2失点も史上初「12球団勝利&セーブ&ホールド」お預け

[ 2022年6月10日 05:00 ]

交流戦   オリックス1-2ヤクルト ( 2022年6月9日    京セラD )

<オ・ヤ>オリックス先発の増井(撮影・北條 貴史)
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 プロ野球史上初の快挙はならなかった。オリックス・増井が今季初登板初先発し、5回2失点で今季初黒星。12球団勝利&セーブ&ホールドは、来季以降に持ち越しとなった。「2死から四球、長打と失点の仕方がよくなかった」。右腕が悔やんだのは2回。2死から坂口に四球、続く内山壮に右越え適時二塁打されるなど2失点し主導権を手放した。

 日本ハムから移籍1年目の18年に12球団セーブを達成。昨年5月30日のヤクルトとの交流戦では5回2失点で勝利投手の権利を得て降板したが救援陣が追いつかれて霧散。2年連続で偉業を逃した。

 チームは連敗で借金1に逆戻り。“交流戦連覇”の可能性も消滅した。中嶋監督は「あと3試合しっかり戦っていきたいし、しっかりとした形をつくっていきたい」と前を向いた。 (湯澤 涼)

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2022年6月10日のニュース