DeNA・今永 三浦監督うならせた 6回1失点2勝目「最低限の最低限はできた」

[ 2022年6月1日 05:30 ]

交流戦   DeNA4-1オリックス ( 2022年5月31日    横浜 )

<D・オ>5回、マッカーシーを二ゴロに打ち取りガッツポーズする今永(撮影・久冨木 修)
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 柔軟な思考で粘り勝ちした。DeNA・今永が毎回安打を許す苦しい投球ながら6回を8安打1失点。山岡との投げ合いを制して今季2勝目を挙げた。

 「味方が逆転してくれたタイミングで追いつかせなかったのは粘り勝ちだと思う」。そう振り返る通り、初回の失点後は要所を締める投球。投げながら修正し、試合をしっかりつくると「さすが今永と思って見ていた」と三浦監督もうなった。

 その粘りを支えたのが思考だ。侍ジャパンが初優勝した19年プレミア12で同僚だった山岡から「今投げているボールが現実」と考えて好不調の概念を持たないことを学び、マウンド上では結果を振り返らずに常に切り替える思考を重視。思うような投球ができず、毎回安打されても「最低限の最低限(の仕事)はできたかな」と手応えも感じていた。(秋村 誠人)

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2022年6月1日のニュース