法大の147キロ左腕・安達壮汰が6連続K「プレッシャーを力に」 2年後のプロ志望を表明

[ 2022年6月1日 16:10 ]

東京六大学野球 フレッシュトーナメント   法大8―0東大 ( 2022年6月1日    神宮 )

6回、法大・安達はピンチを抑え笑顔を見せる(撮影・藤山 由理)
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 法大が8―0で東大に7回コールド勝ち。これでBブロックは法大と慶大が1勝1分の首位で並んだが、失点数の少ない法大(4失点)が、2日に行われる明大との決勝に進出することが決まった。

 法大がブロック突破を決めるためには1失点以内が条件だった。2―0で迎えた3回から2番手で登板した最速147キロ左腕・安達壮汰投手(2年・桐光学園)は5回を1安打無失点で完封リレーを完成させた。140キロ前半の直球にスライダー、カーブ、フォークを織り交ぜて6連続を含む10三振を奪った。

 「決勝が懸かっていた試合。ランナーを出しても粘ろうという考えでマウンドに上がりました。ボールが先行しても粘れたのが良かったです。スライダーでカウントを取ることができた。(三振は)特に意識はしていなくて、ゼロを並べられたらいいと思って投げていました。プレッシャーは得意な方なので力に変えられてよかった」

 昨年は先輩左腕の山下輝がヤクルトのドラフト1位でプロ入りを果たした。「練習への取り組みを見て学びました」という安達も「プロを目指してやります」と高みを目指す

 1メートル81の大型左腕は「速い球を投げるというよりは質の良い球でコントロールよくリズムの良いピッチングを目指したい。(法大は)投手陣の層が厚い。自分より上しかいない中ではい上がっていくしかない」と意気込んだ。

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