ロジャー・クレメンス氏の四男コーディーがタイガースでメジャー・デビュー 父観戦も無安打

[ 2022年6月1日 13:03 ]

試合後に父ロジャー・クレメンス氏との写真撮影に応じたタイガースのコーディー・クレメンス(AP)
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 サイ・ヤング賞に7回選出されているロジャー・クレメンス氏(59=元レッドソックスほか)の四男、コーディー・クレメンス内野手(26=185センチ、77キロ、右投げ左打ち)が5月31日、ミシガン州デトロイトで行われたツインズとのダブルヘッダー第2試合に「6番・二塁」として先発。テキサス大から2018年のドラフト3巡目(全体79番目)にタイガースから指名されてから5年目でメジャー・デビューを果たした。

 しかし初回の第1打席は左飛、3回に四球で出塁したものの5回と8回は空振りの三振。この日はロジャー氏と母デブラさんもタイガースの本拠地「コメリカパーク」に駆け付けて息子の晴れ舞台を見守っていたが、3打数ノーヒットに終わった。

 コーディーは今季3Aトリドで今季45試合で打率・283、8本塁打、31打点をマーク。父のマイナー生活は18試合で終わったが、四男は325試合を経験してメジャーに昇格していた。

 息子の晴れ姿を見たロジャー氏は「彼はここまでよく頑張っていたからメジャーでの初戦を見ることができてとてもうれしい」と感無量の面持ち。同氏にはデブラ夫人との間にすべて名前の最初の1文字が奪三振にちなんで「K」で始まるコービー(35=KOBY)、コーリー(33=KORY)、ケイシー(27=KACY)とコーディー(KODY)の4人の息子がいて、長男コービーと三男ケイシーはマイナーリーグで出場歴があるが、メジャー昇格を果たしたのは兄弟の中でコーディーが初めてとなった。

 なお試合はタイガースが4―0で勝って19勝30敗。第1試合では2―8で敗れていたがここ4試合では3勝目を挙げた。敗れたツインズは30勝21敗となっている。

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