新庄ビッグボス 万波弾にバンザイ!サイクル惜しい 上原6回無失点で今季1勝、交流戦5割復帰

[ 2022年6月1日 22:27 ]

交流戦   日本ハム5ー1広島 ( 2022年6月1日    マツダ )

<広・日>5回2死一、三塁、万波の適時打にバンザイする新庄監督(撮影・奥 調)
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 秋季キャンプで二刀流への挑戦を表明した上原健太投手(28)は9番で先発し6回無失点で2年ぶりとなる今季初勝利を挙げた。打者としては無安打に終わった。これで新庄ビッグボス率いる日本ハムは交流戦を4勝4敗と星を五分に戻した。

 この日の舞台はマツダ。上原にとっては18年6月18日に福井からプロ初本塁打を放ち5回3安打1失点で交流戦初勝利も手にしている思い出の舞台だった。

 思い出の地で左腕が躍動した。初回からリズムよく広島打線を抑えた上原は、5回に坂倉、中村奨に安打を打たれ1死一、二塁としたのが唯一のピンチだった。結局6回89球を投げ6三振を奪い無失点で中継ぎに後を託した。9番での打席では左飛、空三振、空三振と無安打に終わった。

 打線は2回に万波が9号先制ソロを放つ幸先の良いスタート。ビッグボスもベンチ前でバンザイポーズを見せた。その後、4回に浅間の右安打、5回には万波がこの日2打点目となる左安打で効果的に得点。9回には相手ミスと野村の適時二塁打で勝利を決定づける2点を奪った。

 中継ぎ陣は7回、2番手の玉井が広島の代打・堂林のタイムリーで1点を失ったが、8回堀は無失点で切り抜け、9回は守護神・北山が先頭の中村奨に二塁打を打たれながらも試合を締めた。

 この日5番の万波は、第1打席で先制となる9号ソロ本塁打、第2打席で右中間二塁打、第3打席で適時打となる左安打を放ってサイクル安打にリーチをかけていたが、その後は7回に右飛、9回は空振り三振に倒れ快挙達成はならなかった。

 また、スタメン復帰した清宮は第1、2打席と空振り三振に倒れていたが、第3打席で中安打を放った。

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