松坂大輔氏 エンゼルス・大谷案ずる「無理をする時期ではない」

[ 2022年5月5日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス0―4レッドソックス ( 2022年5月3日    ボストン )

<レッドソックス・エンゼルス>スポニチ本紙評論家の松坂大輔氏(左)にあいさつする大谷(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 レッドソックスなどで活躍したスポニチ本紙評論家の松坂大輔氏(41)が3日(日本時間4日)、かつての本拠地フェンウェイ・パークを訪問した。自身の背番号18を引き継ぐレ軍・沢村が、エンゼルス・大谷を抑える場面などをスタンドで見届けた。

 大谷選手はラインアップに戻ったので、右股関節の張りは打つことでは問題ないのでしょう。走塁を見ても、心配するようなところは見受けられませんでしたね。

 ただ、投げることに関しては打つこととは負担のかかり方が違うと思います。ブルペンでの投球も見ましたがマウンドの傾斜は下半身に負担がかかります。右股関節の張りといってもそれが内転筋なのか股関節なのかで随分と違うと思います。

 ジョー・マドン監督が「先発は木曜日(5日・日本時間6日)の予定だが、断定はしたくない」とおっしゃっていましたが、その通りだと思います。4日(同5日)の状態次第ですね。個人的にはまだシーズンは始まったばかり。無理をする時期ではないと思います。万全に状態を整えてマウンドに上がってほしいです。(スポニチ本紙評論家)

続きを表示

2022年5月5日のニュース