中日・立浪監督が京田を強制送還「戦う顔をしていないので外しました」、選手会長に試合中に2軍通告

セ・リーグ   中日1―7DeNA （ 2022年5月4日    横浜 ）

＜D・中＞4回、大和の打球を京田が捕球出来ず、内野安打に（撮影・島崎忠彦）
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　中日は完敗を喫して連勝は3でストップ。立浪監督は攻守に精彩を欠いた遊撃手の京田に対して試合途中に2軍降格を告げ、帰路につかせる厳しい姿勢を見せた。

　「打つ、打てないというのは、ずっと調子が悪くても我慢してやっているんですけど。守れなかったらね。あとは顔を見ていても全く精彩がないので。であれば2軍でやり直してこいと。そういうことで途中で代えました。もう帰しました。戦う顔をしていないので外しました」

　選手会長も務める京田は打率.157と低迷し、持ち味である遊撃の守備でも最近はミスが目立っていた。この日も4回、先頭・大和の二遊間のゴロにバウンドを合わせることができずに内野安打とし、続く嶺井に決勝2ランを被弾。5回の打席で代打を送られた。代わって三ツ俣が昇格する見込みだ。

　これまでも「勝負事はけんか」「下を向くやつは使わない」と選手に戦う姿勢を求めてきた指揮官。もちろん、厳しい言葉は期待の裏返しでもある。心を鬼にして戦う集団をつくり上げていく。（中澤　智晴）