首位巨人 わずか1安打で今季初の零敗 広島新助っ人アンダーソンに5回まで完全許す

[ 2022年5月5日 16:28 ]

セ・リーグ   巨人0―3広島 ( 2022年5月5日    マツダ )

<広・巨>6回、ベンチでメモをとる原監督(撮影・河野 光希)
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 巨人は来日初登板初先発となった広島の新助っ人アンダーソンに手も足も出ず、今季最少のわずか1安打で完敗。今季初の零敗で2カード連続の負け越しとなり、貯金が再び7に減った。

 投打の大黒柱である菅野、坂本がともに故障で登録抹消中。4日にはリーグ最多安打の1番・吉川も左肩甲骨へ死球を受け、この日はベンチ外と試練が続いた。

 自身初の開幕4連勝中で、リーグ単独トップ5勝目を目指した先発左腕メルセデスは初回から5回にかけて13人連続でアウトに取るなど好投。だが、0―0で迎えた5回に中村健、磯村に連打を許し、遊撃を守る広岡の悪送球もあって1死一、三塁とピンチが広がり、小園の二ゴロの間に先制された。

 メルセデスは結局、6回を5安打2失点(自責1)の好投も報われず今季初黒星。打線はアンダーソンに5回まで完全投球に封じられると、終わってみればチームが放った安打は6回先頭の大城がアンダーソンから放った中前打だけ。8回を島内、9回を栗林に抑えられ、開幕から35試合目にして今季初の零敗となった。

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