盛岡中央の149キロ右腕・斎藤響介が17K!4人態勢で視察の巨人・水野スカウト部長「真っすぐが魅力」

[ 2022年5月5日 13:52 ]

春季高校野球 岩手県大会 盛岡地区予選3回戦   盛岡中央2―0盛岡第一 ( 2022年5月5日    岩手県営 )

脱力したフォームから140キロ台の直球を繰り出した斎藤(撮影・柳内 遼平)
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 今秋のドラフト候補に挙がる盛岡中央の最速149キロ右腕・斎藤響介投手(3年)は盛岡第一との3回戦に先発し、9回を投げて7安打完封勝利を挙げた。最速143キロの直球にフォーク、スライダーなどの変化球を織り交ぜて17三振を奪った。

 「今日は少し暑かったんですけど、暑さで体も動いて良いボールがどんどんストライクゾーンに行ったので良かったと思います。ボールが先行せずにストライク多めでいくことができた。それで三振を多く取れたと思います」

 東北が誇る剛腕を8球団スカウトが視察。4人態勢で視察した巨人・水野雄仁スカウト部長は「良いボールを投げているね。真っすぐが魅力で三振が取れている。尻上がりにコントロールも良くなってきた。彼はもっとスピードが出ると思う」と評した。

 地区大会直前の4月にはコロナ下の影響で練習ができない期間もあった中で快心の投球を披露。夢のプロ入りをかなえるために腕を振り続ける。(柳内 遼平)

 ◇斎藤 響介(さいとう・きょうすけ)2004年(平16)11月18日生まれ、岩手県滝沢市出身の17歳。小3から竹の子スポーツ少年団で野球を始め、滝沢中では軟式野球部に所属。盛岡中央では1年夏からベンチ入りし、2年夏から背番号1。憧れの投手はオリックス・山本。50メートル走6秒5。遠投105メートル。1メートル77、72キロ。右投げ右打ち。

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2022年5月5日のニュース