前楽天・牧田和久 台湾プロ野球中信兄弟入りへ 現地メディア「投手戦力が強まる」

[ 2022年5月2日 15:12 ]

楽天時代の牧田(2021年4月7日撮影)
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 昨季まで楽天に所属した牧田和久投手(37)が、台湾プロ野球(CPBL)の中信兄弟と契約を結んだと台湾メディアが2日、報じた。

 台湾の蘋果日報(アップルデイリー)は新人王獲得、メジャー移籍など牧田の経歴に加え「日本でも珍しいサブマリン」と紹介。同軍は8度、年間王者に輝いたことのある強豪で、同紙は「投手戦力がさらに強まる」としている。中信兄弟は元阪神の林威助が監督、前阪神コーチの平野恵一が打撃・内野総括コーチを務めている。

 同投手は2010年ドラフト2位で西武に入団。11年に5勝7敗22セーブの成績で新人王を獲得し、翌12年には先発として13勝をマーク。18年にパドレスに移籍し、メジャーでは27試合で0勝1敗、防御率5・40だった。20年に日本に復帰し、楽天でプレー。昨年限りで退団していた。

 日米通算372試合登板のベテラン。同紙は、球団は現在、牧田の渡台のための書類を申請しており、2週間以内に到着するとしている。

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2022年5月2日のニュース