【阪神大学野球】天理大、大体大に逆転勝利 藤原監督「この1勝は大きい」

[ 2022年5月2日 14:09 ]

阪神大学野球第4節1回戦   天理大6-4大体大 ( 2022年5月2日    ほっともっとフィールド神戸 )

7回の逆転劇の立役者となった天理大・小林(左)と中川
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 ポイントでリーグトップを走る天理大が鮮やかな逆転勝ちで18ポイントに伸ばした。

 6回まで大体大の先発・杉本壮志(4年=日本航空石川)に無安打に抑えられていた。0―4で迎えた7回、先頭の代打・牛島凜人(3年=愛工大名電)が相手エラーで出塁すると、続く6番・福本万真(4年=法隆寺国際)が四球を選び無死一、二塁に。ここから怒涛の5連打。9番・小林太郎(3年=松商学園)の右前適時打で1点差に迫り、2番・中川彰(3年=天理)の右前2点適時打で逆転した。さらに、牛島の左前適時打も飛び出し計6点のビッグイニングとなった。

 「とりあえず、次につなぐつもりで打席に立ちました。(三塁走者の)藤森は足が速いので転がせば何とかなると、右方向は意識してました」

 小林は4球目のセーフティースクイズは決められなかったが、カウント2―2と追い込まれながら好打を見せた。

 中川は「自分が倒れても友杉さんがいるので、思い切っていきました」と初球攻撃成功に胸を張った。

 この試合を落とせば、大体大も優勝争いで息を吹き返す状況だっただけに藤原忠理監督は「この1勝は大きい。選手たちがよくやってくれた」と3季連続優勝にまた一歩前進したことを喜んでいた。

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2022年5月2日のニュース