阪神・西純が口にした佐々木朗ら同世代への思い「比較はあんまりしてほしくないですけど…」

[ 2022年5月2日 08:24 ]

セ・リーグ   阪神8―1巨人 ( 2022年5月1日    東京D )

<巨・神>力投する西純(撮影・河野 光希)
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 完全試合の佐々木朗(ロッテ)、昨季日本一に貢献した奥川(ヤクルト)、そして昨季39試合に登板した同僚の及川と並んで「高校BIG4」と称されていた阪神・西純。一足早く1軍で存在感を放っている3人に対し、ヒーローインタビューでは「朗希も奥川もオヨ(及川)も、ほんとに頑張っていて、自分もずっと負けられないと思っていた。なかなか歯がゆい日々が続いていたんですけど、今年はやるぞって気持ちでずっと過ごしてきているので、ここからもっともっとやっていきたいと思います」と、対抗心を口にした。

 その後の囲み取材。避けられぬ同世代との比較を問われ「やっぱりその選手によって個性が違うと思いますし。比較はあんまりしてほしくないですけど、でもそれは仕方ないことなのかなと思っています」と本心をのぞかせた。一方で、同級生から受ける刺激も数知れず。「活躍はやっぱり自然と目に入ってきますし、4人(高校BIG4)だけじゃないと思っているので。玉村(広島)であったり紅林(オリックス)であったり、中日の(石川)昂弥であったり。本当にみんな活躍しているので、自分もそれに乗っていけるように。最終的には一番になれたらいいなと思っています」。まだ高卒3年目で、弱冠20歳。球界の未来を担う若手どうしの切磋琢磨が、プロ野球を更に盛り上げる。 (阪井 日向)

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2022年5月2日のニュース