DeNA・今永、6日広島戦先発へ「左前腕炎症」は「肉離れ」だった

[ 2022年5月2日 14:46 ]

1軍に合流し本拠地のマウンドの感触を確かめるDeNA・今永
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 DeNAの今永昇太投手が2日、横浜スタジアムで行われた1軍投手練習に合流した。順調なら、6日の広島戦(マツダ)に今季初登板初先発することが濃厚だ。

 エースが戻ってきた!。今永は2月の春季キャンプ中に「左前腕の炎症」を発症。今季開幕投手最有力候補だったが、リハビリ調整が続いた。2軍では3試合に先発し、15回無失点で1勝0敗、防御率0・00と完調。無双状態でこの日の合流となった。

 練習後に取材に応じ「やらなきゃいけない。結果をだす。それだけです」と意気込んだ今永。そして「炎症」の経緯についても自ら切り出した。

 「筋肉痛みたいなものが投げ終わりにあって、それが筋肉痛なのか何なのか自分ではよくわからなかったので、病院の方に画像を撮りにいった」という。

 続けて「正直、前腕の“肉離れ”って野球選手の中では多い方のケガではない。調べた中でも、西武の内海さんがケガをしたくらい。その記事しかなかった。自分でも盲点だった」と「炎症」が「肉離れ」であったことを明かした。

 炎症でも肉離れでも、エースが復活を期すことは事実。現在チームは10勝15敗で5位。チームスローガンに「横浜反撃」を掲げながら、まだその本領は発揮されていない。その中で「5月攻勢」の切り札としても、今永の復帰は明るい材料だ。 “左前腕の痛み”から回復した今永。背番号21の反撃も風薫る季節から始まる。(大木 穂高)

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