鈴木誠也 4試合17打席ぶり安打で勝利に貢献 「いろいろ試行錯誤している最中」

[ 2022年5月2日 07:48 ]

ナ・リーグ   カブス2ー0ブルワーズ ( 2022年5月1日    ミルウォーキー )

6回。左翼線へ適時二塁打を放ったカブス・鈴木(AP)
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 カブスの鈴木誠也外野手(27)は1日(日本時間2日)、ミルウォーキーでのブルワーズ戦に「2番・DH」で出場、6回の第3打席に4試合17打席ぶりの安打となる、左翼線適時二塁打を放った。

 昨季サイ・ヤング賞の右腕バーンズに見逃し三振、中飛と抑えられていたが、6回2死一塁の場面で変化球をとらえ、打球は左翼線へ。一塁走者が生還し、チームに貴重な追加点をもたらした。

 4打席目は三ゴロで、4打数1安打1打点、打率は.278。鈴木の4試合ぶりの打点などでカブスは2―0で勝ち、連敗を3で止めた。試合後の一問一答は以下の通り。

 ――タイムリーのあとはガッツポーズも出た
 「追加点が欲しいなというところで、ストローマンも頑張っていたので、なんとか援護点が出せたのでよかったなと思います」

 ――ブルワーズのエース、バーンズに追い込まれてからの一打だった
 「積極的に振っていこうという思いでいたので、しっかり手を出せていけたのでよかったです」

 ――本来の打撃が出ていなかったが、今日の結果はきっかけになりそうか
 「まだわからないです。いろいろ試行錯誤している最中なので、しっかり早くいい内容に持っていけるようにやりたいなと思います」

 ――4月が終了。メジャーで好スタートを切った
 「今はもう慣れることに必死。試合の流れもわからなかったですし、遠征の時差だったり、飛行機移動というのも僕は初めて。いろんなことが初体験ということもあった。まだ慣れていない部分もあるんで、早く状況だっだりに慣れられればいいなと思っています」

 ――マイク・トラウト選手から「I love you too」というメッセージとともに「自分も会ってみたい」というコメントがあった
 「嬉しいですし、どこかで会えるのであればいろいろ話は聞きたいなと思っています」

 ――いろいろ経験して、最も予想以上だったことは
 「やっぱり移動ですかね。ナイターの後は日本では試合が終わったらとりあえずホテルに泊まって、朝移動とかなんですけど、そのまま夜中に移動というのは初めて。どうしても飛行機で寝てしまうんで、その後に寝れなかったり。カブスは他のチームよりは楽だとは聞いているんですけど、それでもやっぱりしんどいなという思いはあるんで、体調面だったり、身体のコンディショニングはこれからもっとしっかり考えてやっていかなければいけないなと思っています」

 ――今までの充実感や、今後へのワクワク感は
 「自分の実力もそうですし、まだまだやらなければいけないことがたくさんある。本当にあっという間に過ぎたというか、毎日毎日、1日1日を大切にして日々を過ごしていかないとあっという間にシーズン終わってしまうなという気持ちもあるので、とにかくうまく時間をつかって、しっかりやりたいなと思います」

 ――楽しいか
 「勝負をしているので、楽しいのかと言われたらどうなのかはわからないですけど、日々、いろんなことを経験して、いろんなことを感じるっていうことはすごく楽しいなって思う。生きるか死ぬかみたいな、やられるかやるかみたいな感じなんで、そういったところもすごく楽しいです。アメリカに来て各選手がそういうハングリーな気持ちを持ってやっている姿っていうのは、そういったところを求めていたっていうのもあるんで、みんなから刺激をもらって、しっかりやりたいなと思っています」

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