新庄監督 白井球審がロッテ・朗希に詰め寄る行為に「堪えてイニング間に言ってあげるのがベストだった」

[ 2022年4月26日 15:27 ]

日本ハム・新庄監督
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 日本ハムの新庄剛志監督(50)が26日、オリックス戦(東京ドーム)前に取材対応。24日のオリックス―ロッテ戦(京セラドーム)の2回にボール判定を巡り白井一行球審(44)がマウンド上のロッテ・佐々木朗に詰め寄った場面について言及した。

 「試合全体の流れを見てないからあの場面だけでは判断できない」と前置きしながらも「映像で見る限り、(佐々木朗が)苦笑いをして“嘘やん”って言ったような感じに見えた」と佐々木朗にも不服そうな態度が出ていたと分析。その上で「俺の考えは、アンパイアが試合を早く進行させようとしている中、あそこの場面で近寄る方が時間の無駄にもなる。例えば、終わった後にキャッチャーや監督に“あの行為はないよ”ってイニング間に言うとか。あそこまでする必要があるのかなと思いました。あれだけ注目されている選手だからこそ、大人になって堪えて、後でイニングの間に言ってあげるのがベストだったんじゃないかな」と自身の考えを述べた。

 カウント0―2から3球勝負の際の球審の心理についても「2球で追い込んだら、アンパイアは多分外してくるだろうという意識もあると思う」と指摘。「人間がやっていることだからミスもある」とし、問題となっている1球については「ピッチャーからしたら取ってほしいけど、バッターからしたらボールであってほしいボール。アンパイアからしたらバシッとくるから速すぎって(笑い)難しい判断ですよね」と話した。

 さらに「何年後かにそう(ストライク、ボールの自動判定を行うロボット球審を導入して)なってくる可能性はある。この問題がもっともっと大きくなっていったらね」としつつ「でも、アンパイアは絶対。アンパイアがいないことには成立しないスポーツなので。どっちが悪いっていうのはないかな」とも述べた。

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2022年4月26日のニュース