阪神 抹消の小川代役は秋山濃厚も コロナ禍に追い打ち…再び先発ローテに暗雲

[ 2022年4月26日 05:30 ]

練習に参加も抹消された小川(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 再び阪神投手陣に暗雲が漂い始めた。先発ローテーションの一角を担っていた小川が25日、右肘の張りのため出場選手登録を抹消された。予定されていた27日の中日戦先発に備え、この日は甲子園での投手指名練習に参加。ブルペン入りするなど通常通りのメニューを消化していたが、練習途中に患部の異変を訴えた模様だ。

 チーム全体が低調にあえぐ中、フル回転していた。開幕から2試合ローテを任されたが、4月8、9日は中継ぎとして登板。その矢先、伊藤将と藤浪のローテ組が新型コロナウイルス感染により離脱したため、13日に伊藤将の代役を務めた。中6日で臨んだ前回20日のDeNA戦は7回無失点と好投。「先発を任されているので、しっかり仕事を果たしたい」と意気込んでいた中での、思わぬアクシデント発生となった。

 これに伴い、26日の2軍練習試合で先発予定だった秋山が急きょ代役に抜てきされることが濃厚となった。コロナ禍に追い打ちをかけるような、故障離脱。伊藤将、藤浪の準備が整うまでは当分、苦しい台所事情が続きそうだ。

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月26日のニュース