巨人・赤星「7回2死からの四球がすべて」 プロ初黒星も前を向く「次回までに意識して修正したい」

[ 2022年4月10日 17:58 ]

セ・リーグ   巨人1―2ヤクルト ( 2022年4月10日    東京D )

<巨・ヤ>7回、勝ち越しを許しベンチに戻る赤星(撮影・久冨木 修)       
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 巨人のドラフト3位ルーキー右腕、赤星優志投手(22=日大)がヤクルト戦(東京D)で3度目の先発登板。7回5安打2失点(自責1)と好投したが、打線の援護に恵まれず、プロ初黒星を喫した。

 今季初めて5番に入った丸が2回に右越え3号ソロ。序盤に幸先良く先制してもらったが、4回に山田から左越え4号ソロを浴びて1―1と追いつかれた。その後も相手先発左腕・高橋との投手戦が続き、膠(こう)着状態。だが、1―1のまま迎えた7回だった。2死からオスナを四球で塁に出し、古賀の左前打などで2死二、三塁のピンチ。ここで打席には相手先発投手の高橋が入ったが、ファウルでしつこく粘られた9球目フォークを小林が捕逸する間に勝ち越しの1点がヤクルトに入った。高橋は10球目で四球を選び、なおも2死一、三塁とピンチが続いたが、塩見を中飛に打ち取ってそれ以上の得点は許さず。プロ2勝目の権利を得ることなくプロ最多の121球で降板した。

 「7回2死からの四球がすべてです」と悔やんだ赤星の投球内容は7回で打者28人に対して121球を投げ、5安打2失点(自責1)。4三振を奪い、与えた四球は3つ、直球のMAXは148キロだったが「桑田コーチから『1回、5回、7回が難しい』と言われてきたので次回までに意識して修正したいです」と前を向いた。

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