オリックス・宗がオープン戦1号　リーグ連覇へ欠かせない役者が調子を上げてきた

オープン戦   オリックスー阪神 （ 2022年3月19日    京セラD ）

＜オープン戦　神・オ＞6回無死、オリックス・宗は右越えにソロ本塁打を放つ（撮影・北條　貴史）
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　オリックス・宗が「5番・三塁」で先発出場し、6回にオープン戦1号となる右越えソロを放った。

　「打ったのはカーブです。甘く入って来たら、初球から積極的に打ちにいこうと思っていました。少しバットの先だったので、感触的にはどうかな？と思っていましたが、スタンドまで届いてくれましたし、結果的には、よかったと思います」

　6回先頭だった。小川の初球、真ん中カーブを強振し、右翼ポール際へ放り込んだ。

　1月下旬に上半身のコンディション不良を訴え、春季キャンプはリハビリ組のC班で大阪・舞洲でキャンプイン。宮崎に合流後も別メニュー調整が続いたが、守備練習にも取り組むなど段階を踏んで調整してきた。

　昨季は外野手登録ながら、躍動感溢れるスタイルと強肩を武器に正三塁手に定着。好守でチームの危機を何度も救い、リーグ優勝に貢献しゴールデングラブ賞も初受賞。96年以来のリーグ連覇＆日本一へ欠かせない存在が、ギアを上げてきた。