倉敷工 13年ぶり甲子園勝利ならず 和歌山東に苦杯、エース高山171球力尽く

[ 2022年3月19日 15:00 ]

第94回選抜高校野球大会第1日第2試合 1回戦   倉敷工2-8和歌山東 ( 2022年3月19日    甲子園 )

<倉敷工・和歌山東> 力投する倉敷工・高山(撮影・大森 寛明)
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 第94回選抜高校野球大会が19日、阪神甲子園球場で開幕。第2試合で倉敷工は和歌山東に2-8で敗れ、13年ぶりの甲子園白星はならなかった

 エース高山が延長戦にもつれこむ中で踏ん張った。初回、2回とピンチを招いたが堅守で失点を防いだ。3回に1番・藤井の中前適時打で先制。6回に同点とされたが、以降は緊迫の投手戦となった。

 1-1の8回、先発マスクの宮田に代打を出して先手を打ち、1死一、二塁とチャンスメーク。和歌山東もエース麻田を二塁にまわし、左スリークオーターの田村を投入して対抗。田村に後続が打ち取られ、追加点はならず。9回、再登板した麻田の前に三者凡退で延長戦に突入した。

 延長10回、1死一、二塁と一打サヨナラのチャンス。しかし、難波の右飛で一塁走者が飛び出したまま戻り切れずに併殺と痛いミスが出た。直後の11回、勝ち越しを許し、7点を献上。高山は11回途中で降板。171球を投げたが、力尽きた。

 ▼倉敷工・高田康隆監督 (延長10回、サヨナラの場面で併殺)カウントを間違えてしまって、ダブルプレーになってしまった。それで流れが変わってしまった。相手の麻田投手はボールが動いて、打ちにくかったのが敗因。高山はよく投げてくれたが最後は体力のなさが出てしまった。

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