「東北のバンビ」こと中川申也さんが息子の和歌山東・大士の勇姿を観戦

[ 2022年3月19日 19:09 ]

第94回選抜高校野球大会 1回戦   和歌山東8―2倉敷工 ( 2022年3月19日    甲子園 )

一塁側のアルプススタンドで見守る中川申也氏(撮影・柳内 遼平) 
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 和歌山東の「4番中堅」でフル出場した中川大士(3年)の父で元阪神の申也さんがアルプスから息子の勇姿を見届けた。

 秋田経法大付(現ノースアジア大明桜)の左腕として春夏3度の甲子園出場経験を持つ。1年生だった89年夏には完封勝利を挙げるなど4強入りに貢献。「東北のバンビ」と形容され、アイドル的な人気を誇った。

 自身は90年春の開幕試合で敗れたが、大士が開幕日の試合で見事に勝利。親子2代で聖地での白星を挙げた。「自分が出場した時よりも見ている方が緊張しますね。胃が痛かったですが、ほんまにうれしいです」と笑顔。延長11回に四球を選んで一挙7得点に絡んだが、4打数無安打に終わった愛息へ「次はヒットを打ってほしいですね」とエールを送っていた。

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