「おー」「でかいな」 甲子園初出場の大分舞鶴から感動の声 甲斐主将「いい意味で緊張解けた」

[ 2022年3月19日 05:30 ]

<センバツ・開会式リハ>入場行進する大分舞鶴(撮影・井垣 忠夫)
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 21世紀枠で春夏通じて初出場の大分舞鶴は甲子園の室内練習場でキャッチボール、打撃練習などをして調整した。甲斐京司朗主将(3年)は「中止は残念だけど、いい意味で緊張が解けて楽しく練習ができた」と話した。初めて選手全員で甲子園のベンチに入る時間もあり、球場の雰囲気を体感。ナインは「おー」「でかいな」など声を上げたという。甲斐主将は「一度見た場所で(試合が)できるのは、いい方向に捉えたい」と語った。

 対戦相手の浦和学院は13年選抜で優勝するなど、春夏合わせて24度の出場がある甲子園常連校だ。だが、一球への集中力では負けていない。県内屈指の進学校のため平日は約2時間と練習時間が限られ、選手たちは数班に分かれて分単位のローテーションで練習。質と効率を重視して鍛えてきた。

 甲斐主将は「ミスを恐れずに全員で元気よくやっていきたい」と初々しく決意表明。河室聖司監督は「明らかに向こうの方が上。食らいつくだけ」と強豪撃破を誓った。 (杉浦 友樹)

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2022年3月19日のニュース