阪神の新守護神候補・ケラーが1回1Kデビュー「すごく楽しめた」 矢野監督はカーブを評価

[ 2022年3月15日 22:51 ]

オープン戦   阪神3-3ソフトバンク ( 2022年3月15日    ペイペイD )

<ソ・神> 6回、ケラー(右)に声をかける大山(撮影・平嶋 理子)
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 阪神の新守護神候補のケラーが、6回からの1イニングを投げ、1安打無失点、1奪三振で、来日初登板を果たした。スライダーを使わず、直球とカーブの2球種に限定してマウンドへ。ソフトバンクの中村晃に中前打を許したものの、2死一塁で、上林から決め球のカーブで空振り三振を奪った。

 初登板を終え、「音楽とかいろんな雰囲気をすごく楽しめた。あとはホームで投げたいですね。ファンの皆さんの前で早く投げたい」語り、シーズン中の甲子園での登板に意欲を見せた。

 その一方で、「今日対戦した打者は本当にいいバッターばかりだった。正直まだそこまで分かっていないが、これから同じリーグであれば、しっかり研究して対戦することになるが、いいバッターが多いと思うので、対戦が楽しみ」と気を引き締めた。矢野監督は、カーブについて「空振りも取れていたし、カウントも取れていた。この前(12日のシート打撃)は、スライダーの感じも良かったと思っていたんやけど。打者の反応を見ても、空振りも取れていたんでそれなりだったかな」と評価した。

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2022年3月15日のニュース