巨人・原監督「桜は早く開花しそうだけど、我が軍はなかなか開花させないよ」「開花を待ってください!」

[ 2022年3月15日 21:33 ]

オープン戦   巨人2―6中日 ( 2022年3月15日    バンテリンD )

<中・巨>9回、ベンチから試合を見つめる原監督(撮影・河野 光希)
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 巨人は25日の今季開幕戦で激突する中日との“前哨戦”に敗れ、1分けを挟んで7連敗。5試合を残して早くもオープン戦の負け越しが決まった。

 先発マウンドに上がった山口が初回に満塁アーチを浴びるなど2回4安打4失点。試合後、巨人の原辰徳監督(63)は山口の立ち上がりについて聞かれると「苦しいどころじゃないでしょうな。それはね」と苦笑い。ここ3試合失点が続いていることには「そうですね…。まあ、そうですね、厳しい…厳しいというのは本人もよく分かっているところでしょうね。う~ん、まあでも、一生懸命練習しているけどね、結果がなかなかというところでしょうね」と絞り出した。

 打線も8安打を放ったが、9回に3番手右腕・田島から吉川の中前打と中山、若林の連続四球で満塁とし、代打・大城の鋭い三ゴロを石川昂が後逸する間に2点を返しただけ。それでも「ねえ!だいぶ、でも、強い打球が出るようになってきたしね、つながりという点ではね、まだまだですけど、大分兆しは見えてきていると思います」と前向きに語った。

 これで1分けを挟んで7連敗。オープン戦の負け越しが早くも決定した。「そうですね…、まあ、あの…、う~ん、ま、勝つことを目的として戦ってはいるけどね、結果的にね、こういう形になっていると、ま、桜は早く開花しそうだけど、我が軍はなかなか開花させないよ、まだ」と原監督。楽しみに…と水を向けられると「開花を待ってください!」と浮上を約束した。

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2022年3月15日のニュース