侍ジャパン・栗山監督8.1“初陣”も!野球伝来150年記念試合でプロU―23VSアマ選抜

[ 2022年3月15日 05:30 ]

侍ジャパンの栗山英樹監督
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 日本野球機構(NPB)と全日本野球協会(BFJ)は14日、野球が日本に伝わって150年とされる節目の年を迎えて共同記念事業を行うと発表。その一環として、8月1日に「U―23NPB選抜チーム対大学・社会人選抜チーム」の記念試合を神宮球場で行う。

 NPB選抜は99年から04年生まれと今年の新人全員が対象で、6月以降に各球団から推薦された選手で編成する。シーズン中のため1軍主力クラスの選出は微妙だが、大学・社会人選抜では今秋ドラフト上位候補の日体大・矢沢宏太投手、立大・山田健太内野手、早大・蛭間拓哉外野手のほか、今春のスポニチ大会でMVPに輝いた東芝・吉村貢司郎投手らの選出が有力だ。またNPB選抜の監督は現時点で未定ながら、侍ジャパン・栗山英樹監督が候補に挙がっている。実現すれば就任後初采配となる。

 BFJの山中正竹会長は「野球の素晴らしさをプレーの中でお伝えする」と語り、斉藤惇コミッショナーは「(過去に)プロ野球とアマチュアの間に壁があった。野球を愛するものが一体となってやろうと」と力を込めた。記念事業では記念ロゴを制作し、「日本野球聖地150選」の選定や特設サイトを開設する。18日開幕のセンバツでは出場全校のヘルメットに記念ロゴシールを貼付する。(秋村 誠人)

 【主なプロアマ交流戦】

 ☆95年六大学OBプロVS現役選抜 11月14日に東京六大学野球連盟結成70周年試合として開催。OB選抜は巨人・長嶋監督が指揮を執り、現役選抜は明大・川上(元中日)、慶大・高橋由(元巨人)らが出場。

 ☆06年ヤクルトVS東京六大学選抜 11月4日に明治神宮外苑創建80周年記念として開催。単独プロチームと学生チームの対戦は史上初で、ヤクルト・古田監督が代打出場で盛り上げた。

 ☆09年U―26NPB選抜VS大学日本代表 11月22日にセ・パ誕生60周年記念として開催。オーバーエージ枠で出場した阪神・新井が早大・斎藤(元日本ハム)から先制打した。

 ☆10年NPBフレッシュ選抜VS大学日本代表 7月26日に世界大学野球選手権の壮行試合として開催。東洋大・藤岡(元ロッテ)、東海大・菅野(現巨人)らが好投し、横浜のルーキー・筒香(現パイレーツ)が4番で出場。

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