楽天の新助っ人・ギッテンスが合流初日のフリー打撃でいきなり場外弾「パワーには自信」と自己紹介

[ 2022年3月15日 11:47 ]

入団会見をするギッテンス(撮影・篠原岳夫)
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 楽天の新外国人のクリス・ギッテンス内野手(28=前ヤンキース)が15日、チームに合流した。1メートル93、113キロの右の巨漢スラッガー。オリックス戦(静岡草薙)の試合前練習に参加し、フリー打撃では場外弾を含む2本の柵越え。猛烈な逆風が吹き付ける中、その後も左中間席の最上段にまで運ぶ脅威のパワーを見せつけた。その後は内外野で守備練習を行い、新たなチームメートたちと笑顔でコミュニケーションをとっていた。

 入団会見では「パワーとホームランには自信がある。“ハードヒッター・クリス・ギッテンス”と呼ばれていた」と自己紹介した上で「(米国でも)1年目から最低でも20本は打つという目標をずっと掲げてきた。とにかくチームの勝利に貢献できる選手でありたい」と抱負を語った。

 ヤンキースでチームメートだった田中将とも再会を果たし「元気だった?」「日本に来ることができて嬉しいよ」と会話を交わした。一緒にメジャーでプレーする機会はなかったが、スプリングトレーニングなどで接点があったという。

 メジャーでの出場は16試合にとどまったが、投手のレベルが高い3Aイースト・リーグでは昨季45試合出場で打率・301、14本塁打、44打点の成績を残した。打球速度は米球界でもトップクラス。石井監督は「中軸でポイントゲッターの役割を求めている。明るくてハッピーな性格。自分のステップを踏んでシーズンに入ってほしい」と期待。あす16日のオリックス戦に出場を予定しているという。

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