日本ハム 障がい者就労支援施設制作の「選手使用バットの再生アイテム」をファンクラブ会員向けに販売

[ 2022年3月15日 15:08 ]

 日本ハムは15日、オフィシャルファンクラブで選手が使用して折れたバットを活用し、障がい者就労支援施設で制作した「選手使用バットの再生アイテム」を会員向けに抽選販売すると発表した。本企画では売上の一部をファイターズ基金に積み立て、北海道内の野球競技普及・振興活動などを含むスポーツコミュニティ活動に活用する。

 近藤選手会長は「障がい者就労支援施設のご協力により、試合や練習で折れたバットを再利用した商品を製作していただくことになりました。破損したバットが新たなアイテムに生まれ変わってファンの皆さんの元に届き、収益の一部がスポーツ・コミュニティの実現につながることにも意味を感じます。実際に選手が使うバットの木の風合いも手に取って感じてもらえたらと思います」とコメントした。

 選手が練習や試合時に使用して折れたバットを用いて、障がい者就労支援施設「社会福祉法人 札幌三和福祉会」、「社会福祉法人 草の実会」にてアイテムを制作し、ファンクラブ会員限定で抽選販売する。役目を終えた破損バットを廃棄せずに再利用し、選手とファンを結ぶ新たな価値をまとったアイテムの制作を通じ、共生社会の実現も目指す。選手とファン、地域社会が互いを身近な存在ととらえ、心のつながりを実感できる豊かなコミュニティの創出に寄与することを目的とする。

 ■販売アイテム=ロゴキーホルダー(2500円)、バットキーホルダー(3000円)
 ■対象=2022オフィシャルファンクラブ会員限定
 ■抽選申込期間=3月15日~3月21日23時59分

続きを表示

2022年3月15日のニュース