ジーター氏がマーリンズCEO退任 わざと負ける「タンキング」の方針に嫌気か

[ 2022年3月2日 05:30 ]

デレク・ジーター氏(AP)
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 元ヤンキースのスター選手でマーリンズの最高経営責任者(CEO)を務めていたデレク・ジーター氏(47)が2月28日(日本時間3月1日)、退任を発表した。株主から外れることも明らかにし「球団の持つ将来のビジョンが、私がサインした時と違う」と説明した。

 同氏は17年にグループの一員としてマ軍を買収し、CEOに就任した。しかしその後、チームがプレーオフに出場したのは1度だけと低迷。ドラフト上位指名権獲得のためにわざと試合に負ける「タンキング」の方針に嫌気がさした可能性もある。ドジャースの内野手ターナーは自身のツイッターで「デレク・ジーターは勝者。あなたが彼に負けるように頼んだら、彼は立ち去るだろう」と退任の決断を支持した。

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2022年3月2日のニュース