広島・栗林はもう、伝説の域! 91年大野豊氏に並ぶ球団記録の14試合連続セーブ

[ 2021年10月10日 16:46 ]

セ・リーグ   広島3-1巨人 ( 2021年10月10日    マツダ )

<広・巨24>栗林(右)からウィニングボールを受ける森下 (撮影・森沢裕)
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 広島のドラフト1位・栗林良吏投手(25)が、10日の巨人戦に登板し、セーブを記録。これで14試合連続セーブへと伸ばし、91年大野豊氏の持つ球団記録に並んだ。

 この日は3-1の9回に登板。大城を空振り三振。代打・ウィーラーを二飛に打ち取り、松原には四球を与えたものの、続く吉川を二ゴロに抑え、無失点で森下の7勝目を守った。

 すでに、NPBのドラフト新人では最長となる連続試合セーブは更新中(15年のDeNA・山崎の9試合)で、新人とは思えない安定感を披露。また、これが今季31セーブ目で、新人では90年与田剛(中日=31)に並ぶ歴代2位タイ。山崎が持つ新人記録の37セーブに、どこまで迫れるかにも注目が集まる。

 栗林はこれで47試合に登板し、自責点はわずかに「2」。50試合以上の数字としては11年浅尾拓也(中日)の79試合=防御率0・41が“最高成績”として残っているが、こちらの数字も最後まで目が離せない。

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