再び阪神・矢野監督の執念采配 3回ガンケルを諦め、送った代打・山本が二塁打 4得点のビッグイニングに

[ 2021年10月10日 19:47 ]

セ・リーグ   ヤクルトー阪神 ( 2021年10月10日    神宮 )

<ヤ・神(23)> 4回1死二、三塁、同点の2点適時打を放ちガッツポーズを決める阪神・中野(撮影・大森 寛明)
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 阪神は矢野監督の積極采配が実を結び、逆転に成功した。

 3回1死から梅野が左前打で出塁すると、続く投手のガンケルに代打・山本を起用。3回2失点の助っ人右腕に代わって打席に立ったこの日28歳を迎えたばかりの山本が、三塁線を破る二塁打で好機を拡大した。

 さらに近本が四球を選んで1死満塁。中野が1ボール1ストライクから中堅前への2点適時打で同点に追いついた。ここで石川を降板に追い込むと、代わった右腕・大西からマルテが押し出し四球。再び満塁として大山が放った打球が、三塁手・村上のトンネルを誘って2者が生還して勝ち越した。

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2021年10月10日のニュース