ヤクルトベンチひやり…石川の右ひざ付近を打球が直撃 内野安打で満塁となるも続投、失点許さず

[ 2021年10月10日 19:11 ]

セ・リーグ   ヤクルト―阪神 ( 2021年10月10日    神宮 )

<ヤ・神23>2回を無失点で投げ終えた石川はガッツポーズでベンチに戻る(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの20年目左腕・石川雅規投手(41)が阪神戦(神宮)に先発登板。3回に糸原の打球が右ひざ付近を直撃するアクシデントに見舞われながら3回を投げ切った。

 1―0で迎えた3回、石川は近本、中野を打ち取って2死走者なし。ここからマルテに中前打、大山に四球で一、二塁とピンチを迎えた。すると、続く糸原の強烈なピッチャー返しの打球が右ひざ付近を直撃。方向が変わったボールを三塁手・村上が拾って一塁送球したが間に合わず内野安打となり、満塁となった。

 思わぬアクシデントにトレーナーと伊藤投手コーチが慌ててベンチを飛び出し、石川に状態を確認。だが、“大丈夫”というふうに口を動かした石川は投球練習を挟んで続投して小野寺を空振り三振に仕留め、失点を許さなかった。

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2021年10月10日のニュース