日本ハム 田中邦衛さん追悼セレモニー開催 脚本家・倉本氏「斎藤佑樹さん、長いことご苦労様でした」

[ 2021年10月10日 14:41 ]

<日・ロ21>試合前に行われた「田中邦衛さん追悼セレモニー」で脚本家の倉本聰氏に栗山監督から花束が贈られた(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 日本ハムは10日、3月24日に88歳で永眠した田中邦衛さんの追悼セレモニーをロッテ戦前に開催。田中さんが主演を務めた人気ドラマ「北の国から」の脚本家・倉本聰氏と蛍役で出演した女優・中嶋朋子が来場した。

 「北の国から」の主題歌が、04年以降チャンステーマに定着している日本ハムは、8日からのロッテ3連戦(札幌ドーム)で「ドラマ『北の国から』放映40周年記念 愛と誇りをありがとう」を開催。札幌ドームのコンコースには追悼コーナーが設けられた。

 親交のある栗山監督から花束を受け取った倉本氏は、中嶋とともに大型ビジョンで流れた田中さんの追悼映像を目にし「思いもかけず、ちょっとびっくりしています。ファイターズの試合の途中で北の国からのテーマ曲を流していただいておりますが、そのたびに原稿を催促されているような気分になって、いつももぞもぞとしております」とユーモアたっぷりに話した。

 さらに「僕はもちろんファイターズのファンです。今年、ダルビッシュ、大谷翔平、2人のここの卒業生が世界の中であれだけ活躍することができたことを、僕はもの凄く誇っていいと思います。本当に日本の宝物をつくりあげたという感じがいたします。最後に僕の個人的な大ファンの斎藤佑樹さん、長いことご苦労様でした」と、球団OBのパドレス・ダルビッシュ、エンゼルス・大谷の大リーグでの活躍を称えるとともに今季限りで現役引退する斎藤をねぎらった。

 中嶋はファーストピッチセレモニーを担当。力強いフォームから投じたボールはワンバウンドとなったが、投球後は笑顔を振りまいていた。

続きを表示

2021年10月10日のニュース