楽天・岡島が決勝弾　七夕に9回2死から4点差大逆転で連勝

パ・リーグ   楽天6―5オリックス （ 2021年7月7日    京セラD ）

＜オ・楽＞9回2死、勝ち越しソロを放ち、雄叫びをあげる岡島（撮影・大森　寛明）
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　七夕の夜、楽天打線が奇跡を起こした。「野球は9回2死から」という格言を体現する逆転劇だ。4点差で迎えた9回2死一、二塁から浅村の左前適時打で3点差とし、続く島内が右越えに11号3ランを放って同点に。さらに、岡島にも右翼ポール際への決勝7号ソロが飛び出した。劇的な逆転勝ちで2連勝。土壇場でチームを救った島内は「この勝ちはでかい」と喜んだ。

　またも驚異的な粘りを見せた。前夜も9回に5点を勝ち越して勝利。2試合連続で4番に座る岡島は、この日で規定打席に到達。リーグ2位の打率・341と絶好調で「しっかりと狙い球を打てている。次の試合も勝って仙台に帰りたい」と頼もしい。首位・オリックスに2・5ゲーム差に接近。短冊に書く願い事を聞かれた石井監督は「明日も勝てますように」と言って笑った。（重光　晋太郎）