中日・福留“同期98年組”米国でも対戦の松坂へ贈る惜別1号「年上の僕から見てもスーパースター」

[ 2021年7月8日 05:30 ]

セ・リーグ   中日1-3巨人 ( 2021年7月7日    東京D )

<巨・中>2回1死、先制ソロ本塁打を放つ福留(撮影・尾崎 有希)
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 “同期”へ贈る惜別弾だった。福留が昨年7月16日のヤクルト戦以来、中日選手としては07年7月3日の広島戦以来、5118日ぶりの本塁打を放った。2回1死から山口の高め直球を右中間へ。「追い込まれていたので何とかしようと速い球を待っていた。あんなに飛ぶと思わなかった」。先制弾は空砲になっても健在を示した。

 98年ドラフトの同期入団で04年アテネ五輪や06、09年WBCの日本代表でも同僚だった西武・松坂が引退を発表。「年上の僕から見ても誰もが憧れるスーパースター。心底勝ちにこだわる野球が大好きな投手」と振り返り、マイナーリーグながら対戦した米国時代も含めて「楽しかった思い出」と懐かしんだ。

 他にも藤川球児や新井貴浩らタレントそろいだった“98年組”では最後の現役。「僕が少しでもやれるよう頑張っていけたら」。球界最年長44歳が決意を新たにした。

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2021年7月8日のニュース