エンゼルス・大谷と対戦した敵将のコメントをまとめると、とんでもないことに…

[ 2021年7月8日 05:00 ]

ア・リーグ   エンゼルス5―3レッドソックス ( 2021年7月6日    アナハイム )

<エンゼルス・レッドソックス>初回無死二塁から同点の右翼線適時二塁打したエンゼルス・大谷は、勝ち越し2ランを放ったスタッシとハイタッチ(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は6日(日本時間7日)、本拠地アナハイムでのレッドソックス戦に「2番・投手」で投打同時出場。今季最長タイの7回、89球を投げ5安打1失点で、4勝目で渡米1年目の2018年に記録した自身最多勝利数に並び、日米通算50勝目を挙げた。

 メジャーリーグで、監督たちのコメントは粋なのものが多いが、ここ最近、エンゼルスと対戦したチームの監督の大谷に対するコメントもなかなかだ。

 レッドソックスのコーラ監督は「(メジャー1年目の)2018年の早い時期に対戦したときとは違うと感じた。マウンド上で万事、心得ているように見えた。やっていることは驚きで現実とは思えない」(You see him out there now, and he knows what he’s doing. It’s amazing what he’s doing. Unreal.)と驚きのコメントをした。

 だが、コーラ監督だけではない。7月2日からの3連戦で3本塁打を許したオリオールズのハイド監督は「ほとんど彼一人にやられた。現在地球上で最もホットな打者だ」(He pretty much single handedly beat us. He's the hottest hitter on the planet right now.)と語り、6月29日に1試合2本塁打を許したヤンキースのブーン監督は「彼が打席に立つと少し脅威を感じる」(There’s a little bit of fear when he walks up there.)と語っている。

 また、球宴でア・リーグの指揮を執るレイズのキャッシュ監督は、本塁打を含む4打数3安打を打たれた28日の試合後「相手を倒す方法をたくさん持っている。左腕相手にも結果を出したし、今日の本塁打のように、流し打ちもできる」(He can beat you in many ways,He hangs in there against lefties. He's willing to go the other way, like he showed for the home run.)などとコメントしている。

 本塁打王争いトップを走る4勝を挙げた投手なのだから、形容するコメントが普通の言葉で追いつかないのは確かだが、ここ最近の対戦した監督たちのコメントを総合すると、大谷は「現実とは思えない現在地球上で最もホットな打者で、相手を倒す方法をたくさん持っていて脅威を与える選手」というべきか。

 おまけに、今月1日には映画批評サイト「TC Candler」で「世界で最もハンサムな顔100人」にノミネートもされている。さて、今度はどんな“称号”が与えられるのか楽しみだ。

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2021年7月8日のニュース