福岡は初戦敗退 最速149キロ右腕の井崎燦志郎は4失点 プロ10球団視察も

[ 2021年7月8日 19:55 ]

第103回全国高等学校野球選手権 福岡大会 2回戦   筑紫台4―2福岡 ( 2021年7月8日    大牟田延命 )

<福岡・筑紫台>先発した福岡の井崎
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 県内有数の進学校で知られる福岡は初戦で敗れた。

 今秋ドラフト候補で最速149キロ右腕の井崎燦志郎(さんしろう)投手(3年)が先発。6回0/3を4失点で降板し、「自分のピッチングで勝利をと思ったが、こういう結果になって申し訳ない」と声を落とした。
 
 4回に自身の一塁への悪送球と暴投が絡んで3失点。7回、先頭に四球を与え暴投で無死二塁にしたところで降板となった。この日の最速は145キロ。得意の直球を武器に7三振を奪ったが、「抜け球が多かった」と悔しそうに話した。

 秀才校の豪腕を見ようと、セ・パ10球団のスカウトが視察。巨人の水野雄仁スカウト部参与は「いい真っ直ぐを投げるし、上背(1メートル88)もある。まだ線は細いけど、伸びしろはあると思います」と評価した。 

 今後について井崎は「とりあえず野球は続けたい」と話した。

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2021年7月8日のニュース