中日 3年ぶりに王者ソフトバンクに勝ち越し ぼろ負けのOP戦乗り越え与田監督は納得顔

[ 2021年5月26日 22:11 ]

交流戦   中日4-3ソフトバンク ( 2021年5月26日    バンテリンD )

<中・ソ(2)>4回、ピンチを抑えグラブを叩く小笠原(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 中日はソフトバンクに競り勝ち、今季初の3連勝。交流戦は13年以来8年ぶりの連勝スタートとなった。

 先発・小笠原が7回途中まで1失点と好投。与田監督は「柳同様、頼もしくなってきた」と前日25日の先発右腕同様、期待をかける若手の1本立ちに目を細めた。

 打線も0―1の5回に阿部の適時二塁打で同点に追いつくと、6回にはビシエド、木下拓の適時打で勝ち越し。8回に柳田に同点2ランを浴びたが、その直後に阿部が決勝ソロを放ち、試合を決めた。指揮官は「よく打ってくれた」と阿部の復調に一安心。「練習の取り組みが良い形になってきた。これから安定できるように」とさらなる活躍に期待を寄せた。

 3月のオープン戦では2―14、1―4と2試合計3―18とぼろ負けを喫した絶対王者ソフトバンクに18年以来となるカード勝ち越し。与田監督は春先を振り返り「力の差を感じた負け。そこから王者に向かって、選手が悔しさを感じて臨んでいる」とナインの成長に頼もしさを感じていた。

続きを表示

この記事のフォト

2021年5月26日のニュース