中日・門倉2軍投手コーチが退団 「一身上の都合」も15日から練習無断欠席

[ 2021年5月26日 17:22 ]

中日を退団した門倉健2軍投手コーチ(2020年1月撮影)
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 中日は26日、門倉健2軍投手コーチ(48)が一身上の都合により退団を申し入れ、同日付けで受理したと発表した。

 球団によると、門倉コーチは15日の練習から無断欠席。連絡が取れないことから、翌16日に家族が愛知県警に捜索願を出した。

 その後、本人から退団届けが郵送で送られてきたといい、直筆だったため、球団は家族に門倉コーチ自らが書いたものと確認し、26日に受理したという。退団日は15日付けで消印は20日だった。

 現時点でも門倉コーチとは連絡が取れない状況で、加藤宏幸球団代表は「無断で練習に来なかったことを球団として重く受け止めている」と退団届けの受理にいたった経緯を明かした。

 ◇門倉 健(かどくら・けん)1973年(昭48)7月29日生まれ、埼玉県出身の47歳。聖望学園から東北福祉大を経て95年ドラフト2位(逆指名)で中日入団。近鉄、横浜(現DeNA)、巨人を経て、韓国・SK、サムスンでもプレー。日本での通算成績は302試合で76勝82敗10セーブ、防御率4・36。13~15年にサムスンコーチ、19年から中日の2軍投手コーチ。1メートル93、95キロ。右投げ右打ち。

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2021年5月26日のニュース