堀江貴文氏 「福岡北九州フェニックス」設立 「野球界の底上げ」目指す

[ 2021年5月26日 14:17 ]

zoomで球団設立会見に臨んだ堀江貴文氏

 プロ野球独立リーグの九州アジアリーグへの参入を目指している新球団「福岡北九州フェニックス」を設立した実業家の堀江貴文氏(48)が26日、オンラインで設立記者会見に臨んだ。趣旨や経緯、思いなどを説明した。

 自身が運営するオンラインサロン「HIU」のメンバーが中心となり球団を立ち上げたことを明かし、「スポーツを観に来る人たち、コアなファン層ももちろんだが、ライトな人たち、たまにしか野球を観ない人たちをいかにして球場に足を運んでもらうかに力を入れてやっていきたい。年に何回しか来ない人たちでも、来たら楽しい。そういった人たちが楽しめるような仕掛け作りをしていきたい」と展望を口にした。

 堀江氏はライブドアの社長時代の04年にはNPBへの参入を目指し「仙台ライブドアフェニックス」を設立した。当時は参入は実現しなかったが、今回も球団名には「フェニックス」を採用。「仙台ライブドアフェニックスのフェニックスです。ロゴも似せた感じにすると単純に面白いかな」と思いを明かした。

 将来的なNPBへの参入には「僕らがどうこうという話ではないんですけど、九州にもっと独立リーグのチームが増えて、例えば九州のエリアでもう1球団増やすという話になったときに、選手を供給できる礎になっていければいい」と話すに止め「日本のプロ野球界、延いてはアジアの野球界の底上げ。最終的にはメジャーリーグに対抗できるような勢力が、アジアでも構築できるようになる。(その)ひとつの基礎になればいいなと思います」とも語った。

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2021年5月26日のニュース