助っ人コンビは絶好調　阪神・マルテ＆サンズ、中越えアベック弾でパフォーマンスもノリノリ

交流戦   阪神3ー5ロッテ （ 2021年5月25日    甲子園 ）

＜神・ロ（1）＞3回1死一塁、マルテは逆転の2点本塁打を放つ（撮影・平嶋　理子）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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　ラパンパラとハッピーハンズの競演だ。まずはマルテが0―1の3回1死一塁でフォークをバックスクリーン左へ一時逆転となる9号2ラン。「何とか次の打者へつなぎたいと思っていたよ」。おなじみのパフォーマンスをベンチ前で披露した。

　2死となり、今度はサンズが同じくバックスクリーン左へ11号ソロ。「打ったのはスライダー。マルが最高の仕事をしてくれたので、その流れに乗って打つことができたね」。マルテのおよそ5分後に、ベースを一周したサンズが両手をベンチへ向かってかざすアクションで盛り上がった。しかし逆転負けで、試合後はシュン…。なぜならサンズ神話が途切れたためだ。本塁打した試合は今季10戦目で初黒星となった。

　それでも勝負強い3番、5番打者はパ球団相手でも頼もしい。矢野監督も「実戦から離れてもしっかり結果を出してくれる」と信頼は厚い。ロハス・ジュニアが加わった外国人争いは、ますますチームの総合力をアップさせそうだ。