日大・赤星 自己最速タイ152キロで5安打完封 6球団スカウトうなった

[ 2021年5月26日 05:30 ]

東都大学野球2部   日大1ー0専大 ( 2021年5月25日    等々力 )

<専大・日大>完封勝利を挙げた赤星(撮影・柳内 遼平)
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 東都大学リーグ2部に所属する日大のエース右腕・赤星優志投手(4年)が25日、専大戦に先発し、5安打6三振で完封勝利を挙げた。

 自己最速タイの152キロを計測した直球にツーシームなどを織り交ぜ「変化球を低めに集めてゴロを打たせることができた」と笑顔。巨人3軍野手総合コーチ・治大氏の実兄で今年から指揮を執る片岡昭吾監督には「勝つ投球をしてくれた」と快投を称えられた。
 日大鶴ケ丘時代からプロ志望だったが、ドラフト指名漏れ。大学で急成長を遂げた男に6球団スカウトが視察し、ヤクルトの橿渕聡スカウトグループデスクは「強さと器用さを兼ね備えた投手。初めて見たが、常にこの投球ならば凄い投手」と高評価を与えた。

 ◆赤星 優志(あかほし・ゆうじ)1999年(平11)7月2日生まれ、東京都出身の21歳。小1で野球を始め、三宿中時代は軟式の上馬シニア野球クラブに所属。日大鶴ケ丘では1年秋からベンチ入りし、甲子園は出場なし。日大では1年秋からベンチ入り。1メートル76、80キロ。右投げ右打ち。

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2021年5月26日のニュース