中日・福“やったぜ” 足のスペシャリストを刺した! 周東はプロ初のけん制死

[ 2021年5月26日 20:53 ]

交流戦   中日―ソフトバンク ( 2021年5月26日    バンテリンD )

<中・ソ(2)>4番手でマウンドに上がり、力投する福(撮影・椎名 航)
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 走られる前に封じた。中日・福が周東をけん制で刺した。周東にとって、けん制死はプロ入り初。

 8回、柳田の2ランで同点に追いつかれ、なおも1死一塁で藤嶋に代わって登板。

 一塁走者は代走の周東。前日25日も5回に二盗を許した「足のスペシャリスト」だ。

 二盗を決められれば、一打勝ち越しを許すピンチ。それでも左腕は冷静に初球を投じる前に一塁へけん制球を投げ、捕球したビシエドが素早く周東にタッチ。西本一塁塁審は腕を上げアウトの判定を下した。

 工藤監督がすかさずリクエストを要求も、リプレー判定の結果、アウトの判定は覆らず、福は自らの腕でピンチの芽を摘んだ。

 その後、四球と安打で走者をためたものの松田を右飛に打ち取り、味方の反撃を信じた。

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