国学院大・川村が決勝3ラン　鳥山監督の一言　「自分らしく振ってこい」効いた

東都大学野球　第1週最終日   国学院大9－6駒大 （ 2020年10月2日    神宮 ）

＜国学院大・駒大＞8回2死一、二塁、右越えに勝ち越しの3点本塁打を放つ国学院大・川村（撮影・河野　光希）
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　2回戦1試合が行われた。国学院大は今秋のドラフト上位候補の上出拓真（4年）が5回1失点の好投と、3番・川村啓真（3年）の決勝3ランなどで駒大を9―6で下し、開幕4連勝。単独首位に立った。

　鳥山泰孝監督の一言が3番・川村の決勝3ランを生んだ。開幕から3戦を終えて9打数2安打だった川村の映像を約6時間見た指揮官は、前日、川村に電話をかけアドバイスを送った。「自分らしく積極的に振っていきなさい」。同点に追いつかれた直後の8回、文句なしの当たりで右翼席に運んだ。「効果的なアドバイスで助けてくださった」。1年春から起用されている左の長距離砲が迷いを断ち切る一発だった。