広島・西川 1番定着後、第1打席出塁率は驚異の・750「ちょっとは1番の仕事ができてるかな」

[ 2019年7月24日 21:45 ]

セ・リーグ   広島2―0中日 ( 2019年7月24日    マツダ )

<広・中>1回裏無死、西川は右越えに先頭打者本塁打を放つ (撮影・奥 調)
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 広島の西川龍馬内野手(24)が中日戦(マツダ)で2試合ぶり自身2本目となる先頭打者本塁打をマーク。チームに5月28日~6月1日以来今季4度目となる5連勝をもたらした。

 「1番・中堅」で先発出場した西川はプロ初先発となった中日の19歳右腕・山本がフルカウントから投じた7球目、高めのボール球になる直球を叩いて右翼スタンドへ叩き込んだ。チームはこの回、さらにもう1点。初回に挙げた2点のリードを先発左腕・ジョンソンが1安打完封で守り切り、広島は7月5日以来となる勝率5割復帰へ王手をかけた。

 ジョンソンとともにお立ち台に上がった西川は「手応えは良かったです」と先制弾を振り返り、ずいぶん高いボールだったように見えたが?の問いには「ボール球っすね、はい」と苦笑い。21日の巨人戦(マツダ)では桜井から自身初の先頭打者アーチを放っており、2試合ぶりの今季7号が再び先頭打者アーチとなったことに「なんか新鮮です」と素直な感想を漏らした。

 後半戦初戦の15日DeNA戦(横浜)から8試合連続で1番を務めており、そのうち第1打席は先頭打者アーチ2本を含む5安打1四球で・750と高い出塁率を誇る。そのことについて聞かれると「う~ん…」と思わずうなった西川だったが「ちょっとは、はい。1番の仕事ができてるかなと思います」と控えめなコメント。「ジョンソンがしっかり投げてくれたのでジョンソンのおかげです」と1安打完封勝利を飾ったジョンソンに主役を譲って笑顔を見せた。

 その後、ジョンソンのヒーローインタビューを挟んで最後にファンへもう一言と振られた西川。再び「う~ん…」とうなった後で「これからどんどん熱くなるんで熱中症には気を付けて…」と話してスタンドの笑いを誘うと「僕らも頑張ります!応援よろしくお願いします!」と爽やかに声を張り上げていた。

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