西武 日体大・松本投手を一本釣り!渡辺SD「びっくり」も「ある意味、正攻法でいった」

[ 2018年10月25日 20:33 ]

ボールを投げるポーズをとる西武のドラフト1位・松本(撮影・木村 揚輔)
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 プロ野球のドラフト会議は25日、都内で行われ、11球団が1位指名で高校生野手を指名する中、西武だけが日体大・松本航投手(21)を単独指名して交渉権を獲得した。

 松本は首都大学リーグで31勝をマーク。今夏は大学日本代表のエースを務めた最速155キロ右腕で即戦力として期待される。

 西武・渡辺久信SD(53)は、松本の1本釣りに「びっくりしたね。高校生にいかないところは、来る可能性があると思っていた。単独で松本君を指名できたのはよかった」と満足げな表情。

 今季パ・リーグで優勝しながらも防御率は最下位。クライマックスシリーズでも投手力の補強が最優先事項とされている西武。ドラフトと言えば、かつては“隠し玉”の指名もあったが「きょう集まった時に話しをして、一番の評価したのは松本君。ある意味、正攻法でいったというところ」と直球勝負のドラフトとなった。

 それでも、1位指名を公表しなかったのは「当然、戦略的なところもあった」とした。

 また、2位には地元埼玉の浦和学院で今夏の甲子園でチームをベスト8に導いた渡辺勇太朗投手(18)を獲得。「残っていないと思っていたけど、うちにとっては地元の選手ですし、よかったな。100点に近いドラフトだと思う」と満足そうだった。

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